2019年4月に佐渡市議会議員となり早1年近く経ちます。
数回に分けて活動を振り返ります。今回は6月の様子です。
両津地区 火災後の撤去工事
2019年1月の大火で被災した建物の一部が、6月15日の強風により煽られ、電線に引っかかってしまいました。大きな事故には繋がりませんでしたが、二次災害にならないよう速やかに対応しなければならないと痛感させられる出来事でありました。
追伸:その後、撤去工事は進み完了しました。
ジェットフォイル 事故対応
6月25日、総務文教常任委員会の2日目。
3月に発生したジェットフォイル(高速船)事故について市執行部より報告がありました。
新潟日報の記事にも「寒い中、屋内に入れてもらえず待機することになり難儀した」といったコメントの記載がありました。
けがの痛みより、寒さがつらかった。血圧が下がって具合が悪くなる人もいるのではないかと心配した。なぜ屋内に入れてくれないのかと思った。
「患者搬送態勢の整備を」Jフォイル事故で重傷負った医師語る」新潟日報 2019年6月9日朝刊
市に質したところ、実際には屋内に待機部屋が用意されていたが、その情報が現場サイドにきちんと伝わっていなかったという事実が判明しました。
委員会メンバーより「ヘリコプターについて、どうして何往復もするような小型ヘリだけを出動させたのか疑問だ。自衛隊のヘリコプターであれば、一度に多人数を運ぶことが可能だったのではないか」との指摘もありました。
今回の事故では、自衛隊災害派遣の三要件に当てはまります。
①非代替性
②緊急性
③公共性
しかしながら、現場に居合わせた副市長にはその権限がなかったため、災害派遣は叶いませんでした(飽くまで市長)。
消防からは年内中に佐渡汽船との合同訓練を実施する旨の確認が取れました。訓練を通じ対応策を検証することで、今後の改善に役立てることができればと思います。