令和2年6月議会 一般質問
■コロナ対策における医療のあり方について
県への応援要請として、どのようなことを想定しているか。
【市長】
島外搬送等の対応について申請し、県から船舶やヘリ等の輸送や、必要に応じて島外からの医療スタッフの提供等について検討してもらうことで合意している。
医療備品について、市では体外式膜型人工肺(ECMO)は保有しているか。
【両津病院管理部長】
ECMOはない。人工呼吸器は成人用3台、小児用1台を保有している。
介護施設でクラスターが発生した際、医療機関との連携についてはどう考えるか。
【市長】
答原則医療機関への入院となる。入院が困難な場合は、一時的に施設内で対応することになる。
今後、高齢者施設を対象に感染症の専門家による研修会や、感染症対策について情報共有する場を設定していきたい。
■医師不足等に対応する遠隔医療とは如何に?
市長の所信表明にある「遠隔医療の体制整備」とはどのようなものか。
【市長】
情報通信機器等を活用した遠隔医療について、導入に向け必要性を併せて検討していきたい。
交通弱者の問題を含め、医師不足等をカバーする上で必要なものと考える。
■市の経済対策は、「withコロナ社会」に向けた効果検証をすべきではないか?
どのような施策であっても必ず次に繋がる改善点がある。
利用者の生の声をタイムリーに情報収集する必要があるが、どうか。
【市長】
どのような状況なのか、随時実績の中で調整し確認していきたい。
市の三密対策補助事業について、多くの事業者に利用してもらうことで、公衆衛生のインフラを整え、市のブランディングを図る必要があるが、どうか。
【市長】
しっかりPRし、情報発信を進めたい。
市内の域内消費を活性化させる「プレミアム商品券」を実施すべきではないのか。
【市長】
一定の効果はあると考える。本年度の総合的な経済対策の中で必要性、効果等をしっかり検証し考えたい。
令和元年度2月議会 その後の対応報告
災害時における非常食等の備蓄
令和元年度2月議会、総務文教常任委員会の中で意見したことが、令和2年6月議会でその後の対応について報告がありました。
【意見】
災害時には様々な混乱が予想されるため、市の非常食備蓄一覧表に記載のある施設だけではなく、指定避難所、指定緊急避難所についても一定程度の非常食等の備蓄をすること。
【市の対応】
災害時における非常食等の備蓄については、一定程度確保しているが、数量等の明確な基準がこれまでなかったので、他市の状況も調べ必要とする物資及び数量等の基準を定め計画的に備蓄をすすめていく。