2019年4月に佐渡市議会議員となり早1年近く経ちます。
数回に分けて活動を振り返ります。
津南町との交流事業
青年会議所(JC)の事業で津南町との交流に関わっております。一昨日、約30年振りとなる津南町へ行って参りました。
津南の杉材を用いた箸づくり
本業は寿司職人、津南の杉材を用いた箸づくりをプロデュースする桑原亮さんからもお話を聞くことができました。
津南の決して高くはない平均所得を上げるための策として、副業で補うことを考え実行に移しておられます。
そして、仲間と一緒に地域にお金が入るシステムを試行錯誤で作り上げられました。
桑原さんのお話の中で印象深かったのは、
「このような仕組みを地域に創っていくことは、親世代が子ども達にバトンを渡す際の義務でもある」と話してくれたことです。
面白い40代のいる地域は、”元気”と”ワクワク感”があってとても良いなと感じます。津南がますます盛り上がることは間違いないなと感じた次第です。
補足:
事業に対して補助金は一切入れておらず、今後もクラウドファンディング含め、寄付系は一切やらずにビジネスとして継続させていくんだといった”志”も聞くことができました。
「なぜ寿司職人が、お箸で起業?」越後杉箸から始まる地域循環型ビジネス〜R4Yours 桑原亮さん/新潟県津南町
つなベジ会
夜はつなベジ会の皆さんと懇親を深めることができました。
7月1日に塩沢信用組合さんより、地域貢献団体として表彰を受けたのでそのお祝いも兼ねてでありました。
そして、7月17日の新潟日報に桑原町長によるカサブランカのトップセールスについて掲載されておりました。首長自らが動くとやはり反響も違うように思います。
それにしても、津南の”ポーク&野菜”、そして”日本酒”は美味しかったなぁ。
津南町議会副議長 恩田さんの活動
津南町議会の副議長を務められている恩田さんよりご自身の活動についてご紹介いただきました。
恩田さんが町議になった頃立ち上げられた団体の活動が今もずっと続いております。
地方議員は特別職の公務員でありますが、議員であるまえに一民間人(市民・町民)でもあります。
地域経営課題に取り組む際、大事な要素は公の精神であるパブリックマインドと、民間の精神であるプライベートマインドです。
私自身、4月から佐渡市議会議員になったのですが、パブリックマインドとプライベートマインドのバランスが上手く取りきれず、正直悶々としておりました。
今回、津南の人達とのご縁をいただき、なんかすごい大きなヒントをもらえた気がしています。今後の私のライフワークに活かしていきたいと思います。